お盆休みは毎年普通に仕事。ですが、今年は横浜某所で打ち合わせの後、幼少期育った金沢区まで幼馴染に洗車してもらいに遠征。
彼の名前を仮にPと呼ぶけれど、何を隠そう小学生の頃、私はこのPのお父さんに勉強を教えてもらっていた。お父さんは某私立中高一貫校の化学の先生をされていた。と記憶しているけれど、とにかく理数系の温厚な人柄で、なんでそういう話になったか?は覚えてないけれど、ある期間、放課後はPの家のリビングに通い、Pと一緒に勉強していたこともあった。
そうして私は中二になったばかりの春、転校したので、それきりPの寺小屋通いは途絶えた。その当時はもう男女共に思春期で、何となく寺小屋通いという個人的なつながりを他の人に知られたくなくてわざわざ口外もせず、学校の廊下ですれ違ってもPと目を合わせるようなこともなく過ぎた。
巡り巡って時を経て、2年前共通の友達を亡くしたことで再び当時のつながりの何人かで連絡を取るようになった。
私より背の低いチビチビだったPが、ずいぶん見上げないと表情がわからないほど大きくなったのに、中身はまったくあの頃と変わらずで、人の成長とは何だ?と改めて考えることに。人間の原型は11.2歳には形づくられていて、そうそうは変わらないものなのかもしれない。
車の某メーカー工場に勤めてるPに、あれこれ聞いているうちに洗車と点検してくれることになり遠征。もう立派なオジさんだけど、私の記憶では気乗りしない顔して一緒に勉強していたPしか思い出せず、目の前の人と結びつかない。夢だと、同一人物なのに2人いる…みたいなこと、あるからそれに近いかも。
マイカー生活始まって1ヶ月半。ほぼ毎日乗って走る日々となっても、まだ車のことよくわかってない。そんな時期、幼馴染に洗車してもらえたのは、かなりラッキーなことでした。
お盆だし、天国からE君が、笑って見てる気もする。
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