流行は繰り返すけど、まさかね。

ポラロイドカメラで撮られたこの写真、当時の彼に撮影された一枚。25歳の頃だけど、かなり年上感バリバリですな。紅い口紅💄とか、ソバージュ風なヘアスタイルとか、時代を感じるわぁ!と思いきや、今もそんなファッションやメイクを割と見かけるようになって巡るものなのね、と思ったり。

母が急逝して7年。具合が悪くなり始めたのが、丁度7年前のこの季節で、そこから仕事だけでなく家事雑事介護がプラス。で、お母さんはあっという間に逝ってしまい、遺された父を看る羽目に。

長かった。

服が異常な数あって、死ぬまで洗濯しないで毎日色変え着替えしても間に合うくらいある。お酒も飲めず、たばこも吸わず、ギャンブルは依存症なので小金も取り上げられてやりたくてもできず、そうすると食べることと着ることに執着するらしい。

明日、施設に入ります。やっと眠れると思うと本当に安堵。

25歳の頃は、よもやこんな四半世紀後が待っているとは思ってなかったろうな!

いつの時代も巡るものです。ファッションも、メイクも、人の運命も。

ハザマの森

泣きたくなることも、時が経てば必ず笑い話にできる。私たちは、日々をそんなハザマに生きているのかもしれません。けれど、渦中にある時は、目の前の事象しか見えない。例えば、夕焼けが美しすぎる秋の日、空が溶けていくような色合いに胸撃ち抜かれてしまうように。今そこにあるモノ、コト、ヒト。心動かすそれらをランダムにフォーカスして、悲喜こもごもを言葉や写真で、味わっていこうではありませんか。

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